祝・YEN TOWN BAND19年ぶりの再始動!岩井俊二が生み出した無国籍ファンタジー

2015年6月11日

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初の長編アニメ「花とアリス殺人事件」も好評だった岩井俊二監督が、1996年に発表した「スワロウテイル」をオススメします。移民たちがあふれる混沌とした近未来の日本を描き、ミュージシャンのCHARAを中心とした異色のキャストも話題となった、日本映画離れした無国籍ファンタジーです。

その劇中でCHARA扮する娼婦のグリコがボーカルを務めるバンドがYEN TOWN BAND。小林武史のプロデュースで現実世界でもアルバムをリリースし、映画の主題歌でもあった「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」がオリコンチャートの1位に輝くなど大ヒットしました。

そのYEN TOWN BANDが、映画公開から19年を経て再び活動を開始するというニュースが飛び込んできました。小林武史プロデュースの新曲も制作するとのこと。

実際「スワロウテイル」の音楽は今もまったく古びておらず、ミュージックビデオで注目され、自ら作詞作曲も手がける岩井俊二監督の卓越したセンスを証明する好例です。9月12日に新潟でYEN TOWN BANDの再始動ライブが行われますが、その前に起源でもある映画「スワロウテイル」をご覧になってはいかがでしょうか。



監督:岩井俊二
出演:Chara、伊藤歩、三上博史

あらすじ:“円”を求めて移民たちが押し寄せる大都会“円都”。娼婦の娘アゲハは母親を亡くし、移民の娼婦グリコに引き取られる。ひょんなことから1万円札のデータを手に入れ、ニセ札で一攫千金を狙う一方、グリコは身分を隠して歌手としてデビューすることに。