セクハラ容疑の神父さまはシロかそれともクロか

2015年5月28日

doubt
アカデミー賞ノミネート回数19回(うち受賞3回)という前人未到の記録を誇る名女優、メリル・ストリープ。そんな当代一の演技派がカトリック学校のシスターに扮した「ダウト -あるカトリック学校で-」が今週のオススメです。

厳格なカトリック学校で、ある神父の生徒への性的虐待疑惑が浮上します。メリル・ストリープ演じる、シスターは正義の気持ちから真相を解き明かそうとするのですが……何かがおかしい。いや、おかしいっていうより一心不乱すぎて怖いんです。

彼女は神父がクロだと一度思ったら、絶対にそれを疑わない。だから相手がどんな弁明をしようとも、恐るべき執念でもって神父に有罪だと認めさせようとするのです。「アレ? この神父、本当は無実なんじゃないの?」と匂わせながらどんどん緊張感が高まっていくこの映画。はたしてどんな結末になりますやら。

ちなみに神父役を演じたのは、昨年亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマン。彼もアカデミー賞受賞歴があり、天才的な演技力を誇る名優でした。西の横綱と東の横綱がガップリ組んだ“演技バトル”ムービーとしてもお楽しみください。



監督:ジョン・パトリック・シャンリー
出演:メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス

あらすじ:厳格なカトリック学校の校長シスター・アロイシアスは、進歩派で生徒にも人気のフリン神父が、生徒と性的関係を持っているのではないかというタレコミ情報を得る。誤解を解こうとするフリンだが、アロイシアスの執拗な追及が続き……。