米倉涼子が妖艶なヒロインを好演、色と欲が渦巻く世界に迷い込んだ悪女の顛末

2015年5月21日

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「私、失敗しないので」の決めゼリフと共に、大学病院の廊下をピンヒールで闊歩する女医を演じてドラマ「ドクターX」を大ヒットさせた米倉涼子。今や“視聴率の女王”と呼ばれる彼女が主演した「けものみち」が今週のオススメです。原作はミステリーの大家、松本清張のベストセラーで、これまで何度となく、映画化、ドラマ化されています。

ヒロインの民子は貧困と絶望から抜け出すために、自宅に放火し寝たきりの夫を殺害。過去を捨て政財界の黒幕の愛人として生まれ変わりますが、そんな民子を放火事件の容疑者として1人の刑事が執拗に追いつめます。民子はやがて“けものみち”へと迷い込んでいき……。

米倉にとっては、「黒革の手帖」「わるいやつら」と並ぶ、松本清張3部作の1本。のし上がるためなら手段も選ばない悪女を演じて、女優としての幅を広げ、飛躍するキッカケになりました。佐藤浩市、仲村トオル、そして平幹二朗ら共演者も豪華。米倉の悪女っぷりと、名優たちのアンサンブルをたっぷりと楽しんではいかがでしょう。



出演:米倉涼子、仲村トオル、若村麻由美

あらすじ:ジュエリーデザイナーを夢見る民子は病で寝たきりの夫を養うために旅館の仲居として働いていた。ある日出会った男の誘いに乗って、自宅に放火し、夫を殺害。政財界の大物・鬼頭の愛人になった彼女はのし上がっていくが、民子の前に世田谷署の刑事・久恒が現れる。