オスカー受賞のトップ女優がまさかの……予想不可能な問題作

2015年5月21日

paperboy
今週オススメするのは、「ハイスクール・ミュージカル」で大ブレイクした歌えるイケメン、ザック・エフロンが、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒーというアカデミー賞受賞のトップスターと共演した「ペーパーボーイ 真夏の引力」。実はこの作品、とんでもなくブッ飛んだ展開を見せる大問題作なのです。

ザック扮する主人公のジャックは、新聞記者の兄に憧れながらニート暮らしに甘んじている童貞少年。地元に戻ってきた兄から、とある死刑囚の冤罪疑惑の調査を手伝ってほしいと頼まれます。4年前に起きた保安官殺害事件、証拠不十分のまま死刑判決を受けた容疑者、無実を証明してほしいと訴える美貌の恋人、はたしてジャックと兄のウォードは真相を突き止めることができるのか?

ここまでのあらすじではミステリー映画のようですが、物語はこのあと、まったく違う方向へと脱線していきます。死刑囚と恋人の変態すぎる関係、理想の兄が隠していた思わぬ秘密、家を切り盛りしようとするジャックの父の後妻の暗躍、そしてオスカー女優ニコールが見せる、まさかのシーン……。

こんなに予想通りに進まない映画も珍しいです。怖くて、不気味で、でもなんだか笑える。摩訶不思議なこの作品、どうかその眼でお確かめください。



監督・脚本・製作:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー

あらすじ:1969年のフロリダ州。大学を中退して家業であるローカル新聞の配達を手伝っているジャックは、夏の間大手新聞社の記者である兄ウォードの助手を務めることに。死刑囚の冤罪疑惑を調べるのだが、死刑囚の恋人シャーロットにひと目惚れしてしまう。