監督はデヴィッド・ボウイの息子! タイムスリップ×ラブロマンスの隠れた名作

2015年4月14日

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今週オススメする注目の洋画は「ミッション:8ミニッツ」。列車爆破事件の犯人を突き止めるために、主人公が特殊な装置で爆発8分前の被害者の意識に何度も潜り込む、というスリリングなSFサスペンスです。

ほんのちょっとしたミスによって何度も何度もミッションに失敗して命を落としてしまう主人公。最近ではトム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」も同じように過去へのタイムスリップを繰り返す展開でしたが、本作の場合は、ミッションに与えられた時間がたったの8分間ということで、異様な緊張感がみなぎります。

そして、同じ8分間を繰り返すうちに列車内で知り合った女性に惹かれていく、でも女性の方は主人公のことを毎回忘れている、という壮絶な片思いも見どころ。そもそも主人公は他人の体に意識だけ乗り移っている状態だし、相手の女性は現実世界ではすでに死んでいるわけだし……この恋は切なすぎます! タイムスリップもので恋愛色が強いという意味では、「バタフライ・エフェクト」が好きな方に特にオススメしたい作品です。

ちなみに、監督のダンカン・ジョーンズは、世界的なロックスター、デヴィッド・ボウイの息子。実はビデオパス1号は監督にインタビューしたことがあるんですが、原題の「Source Code」ではなくいちいち「『ミッションエイトミニッツ』は……」とカタカナ発音で話してくれるナイスガイでした。父親に反発して音楽の道には進まなかったそうですが、映画監督になったのも結局は父親の影響らしく、「リドリー・スコットの『ブレードランナー』、フリッツ・ラングの『メトロポリス』、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』、スタンリー・キューブリックの『時計じかけのオレンジ』……全部父親に教えてもらって観たんだ。SFオタクになったのは、間違いなく父親の影響だ」と語っていました。そして、「毎週末、Skypeで話している。年に2、3回は父が住んでいるニューヨークの家にも行っているよ。この映画もかなり気に入ってくれたみたいだ」とも。デヴィッド・ボウイお墨付きの映画「ミッション:8ミニッツ」、ビデオパスでぜひご覧ください。(編集部)



監督:ダンカン・ジョーンズ 出演:ジェイク・ギレンホール、 ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ

あらすじ:大規模な列車爆破事件が発生し、米軍のコルターは極秘ミッションを命じられる。それは、特殊な装置を使って、事件発生8分前の被害者の意識に潜りこみ、犯人を特定するというもの。しかし、犯人探しは難航し、コルターは何度も“死”を体験することになる……。