「私のおじさん~WATAOJI~」岡田結実インタビュー


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取材・文 / 映画ナタリー編集部
撮影 / 佐藤類

岡田結実が主演を務めるドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」が現在テレビ朝日系にて放送中。本作は、超過酷ロケで有名なバラエティ番組の制作会社で働くポンコツAD・一ノ瀬ひかりと、陽気で毒舌、性格最悪なおじさんの“妖精”が繰り広げる痛快お仕事ドラマだ。ハシゴを外す上司やお局女子社員、無責任な先輩に囲まれストレスフルな毎日を送るひかりを岡田が演じ、ひかりにしか見えず、彼女の言えない本音や愚痴を垂れ流し続けるおじさんを遠藤憲一が演じる。

本作の見逃し見放題独占配信が行われているビデオパスでは、本作が連続ドラマ初主演となる岡田にインタビューを実施。タッグを組んだ遠藤や共演者とのエピソードに加え、ドラマの内容にちなみ「日常生活でそばにいてほしい妖精像」を語ってもらった。

岡田結実
2000年4月15日生まれ、大阪府出身。2001年、1歳で子役モデルとしてデビューし、2014年に「第22回ピチレモンオーディション」グランプリを獲得。映画「傷だらけの悪魔」や、ドラマ「静おばあちゃんにおまかせ」「ヒモメン」(ともにテレビ朝日系)ほか、バラエティでも活躍する。

え? 妖精のおじさんってなんだろう……?と思いました(笑)

──岡田さんはこれが連続ドラマ初主演作になりますが、撮影で何か意識された部分はありますか?

演技はまだ未熟な部分があるので、演技レッスンに何度も通いました。撮影が始まる前には、お母さんや演技レッスンに通ってる仲間と一緒に練習をして。当たり前なんですけど、少しでも皆さんの足手まといにならないように意識してやれたと思います。

岡田結実

岡田結実

──岡田さん演じるひかりは、遠藤憲一さん演じる妖精のおじさんに四六時中付きまとわれる役柄です。今回遠藤さんとタッグを組むと聞いたときはどう思われましたか?

まず、え? 妖精のおじさんってなんだろう……?と思いました(笑)。妖精って、私の中ではかわいらしい男の子とか女の子のイメージが強かったので。おじさんで、妖精で……誰ー!?って思ったんですけど、遠藤さんとお聞きした瞬間にピッタリじゃないですか!と思ったんです。遠藤さんにはかわいらしくて優しい人っていうイメージを持っていたのですごくピッタリだなって!

──なるほど(笑)。実際に現場では遠藤さんとどういうお話をされているんでしょうか。

「学校はどうなの?」とか「バラエティの番組ってこうなの?」とか、私からしたら遠藤さんがそんなところまで聞いてくださるんですか?って思うような素朴な疑問を全部ぶつけてくれるので、感激してます。
現場ではすごく優しくて見守ってくれるんですが、一緒に遊んでもらって、いろんな演技のアイデアを出していただいてます。大人で静かな方っていう印象もあったので、「これはどう? これはどう?」って監督や周りの人に提案してらっしゃるところが、いい意味でとても子供っぽくて安心するというか。同じ目線で接してくださるので、とてもうれしいです。

遠藤さんと田辺さんは現場の2大癒し

──ディレクター・千葉迅を演じる城田優さんや会社の先輩たちを演じるキャストの皆さんとはどういうお話をされますか?

城田さんとは、あまり真面目なお話はしないですね……(笑)。ちょんちょんってつついたり、つつかれたりして小学生みたいなやり取りをしてます。戸塚純貴さんとはゲームやけん玉を一緒にしているんですが、戸塚さんがすごくうまいんです! 対戦型のアクションゲームを2人でやっても戸塚さんが強すぎて1、2回しか勝てたことがないです。最初は「戸塚さん」って呼んでたんですけど、今は勝手に「師匠」と呼んでます。

──上司役の田辺さんはご一緒されてみていかがですか?

田辺さん大好きなんですよー!(笑)。理想の男性像ですね。 包容力があって落ち着いているけど、一緒に笑ってくださってちょっとした冗談にも乗ってくれます。目の保養というか、一緒にいて幸福感に包まれています。

──じゃあ、現場では遠藤さんと田辺さんに癒されているんですね!

遠藤さんと田辺さんは現場の2大癒しですね! 本当にありがたいです。

日常生活では、お母さんみたいな妖精がほしい

──ドラマの中では、妖精のおじさんがひかりの言えないことを代弁してくれたり、ひかりが困っている場面では手助けしてくれますが、最近日常生活で「妖精がいてくれたらいいのに」と思った瞬間はありましたか?

実は私、けっこう忘れん坊なんですよ。物を忘れたり、学校の宿題もやったのに玄関に忘れたり。そういうときはおじさんが助けてくれたらいいのになと思いました。ドラマの中でも、ひかりがビデオテープの提出時間を忘れそうになっているときにおじさんが教えてくれるシーンがあるんです。「早く届けに行きなさい!」って、お母さんみたいな役割をしてくれました。日常生活では、お母さんみたいな妖精が欲しいですね。でも、あんまりとやかく言われると嫌になっちゃうので、ちょうどいい具合に注意してくれるといいかも(笑)。

岡田結実

岡田結実

──妖精役の遠藤さんに実際に助けられた場面はありましたか?

私が演技について「これやりづらいな」「これこうしたいな」って思っていると、それを察してくださって、「こうしたらいいんじゃない?」とか「こうしたら楽しいんじゃない?」って提案してくださるので、本当に日々助けられていますね。撮影が長くなって疲れたときでも、遠藤さんの笑顔を見ると遠藤さんが今日もいてくれる……って癒されるんです。遠藤さんがいない撮影日は不安になるぐらい。少し時間が空いてから遠藤さんとご一緒するシーンの撮影の日になると、遠藤さーん! おひさしぶりです!って手を振りたくなります。

──先日行われた記者会見では、城田さんが遠藤さんのアドリブを「見えていないふりをするのがつらい」とおっしゃってました。

私はおじさんが見える役なので、城田さんはじめ見えない設定の方々より楽と言えば楽なんですが、おじさんにツッコミを入れたいのに入れられないもどかしさはあります。あと、私がけっこう笑いやすいので、ツボにはまってNGを出しちゃうことがあるので気を付けています(笑)。

会社に行く足取りが少しでも軽くなるように

──遠藤さんに助け船を出してもらう役どころの岡田さんですが、逆に岡田さんから遠藤さんに直接言えない本音はありますか?

遠藤さんは演技のアイデアがポンポン出てきて物事の視野が広いので、うらやましいと思いますね。また、遠藤さんの発案でひかりがおじさんをビンタするっていうシーンに挑戦したんですが、私が大先輩をぶてないよ!と思って小さくなってると、遠藤さんが「もっと強く、もっと強く! 思いっきりやっていいよ!」っておっしゃるんですよ。ちょっと……って少し戸惑いましたが、思いっきり叩かせていただきました(笑)。

岡田結実

岡田結実

──毎週金曜の夜に放送される本作ですが、どういった方々に楽しんでいただきたいですか?

仕事や学校に「ちょっと嫌だな」って感じる部分がある人にはぜひ観ていただきたいですね。「こういう上司とか先輩は嫌だよね」って愚痴をこぼしながら笑って、デトックスしたみたいにスッキリした気持ちになっていただければうれしいです。出演している私自身も「このシーン好きだなあ」と思ってホロッときちゃう場面もあるので、観ている方もいろんな感情になれるドラマだと思います。金曜に疲れて帰ってきたら、ドラマのストーリーで笑って、かわいい遠藤さんでさらに癒されてほしい(笑)。次の月曜日から会社に行く足取りが少しでも軽くなるように、願いを込めて撮影しています。

「私のおじさん~WATAOJI~」

i「私のおじさん~WATAOJI~」

毎週金曜日 23:15~ テレビ朝日系列で放送(※一部地域を除く)

「私のおじさん~WATAOJI~」を見逃し見放題独占配信中

©テレビ朝日・MMJ