「未成年だけどコドモじゃない」平 祐奈インタビュー


「未成年だけどコドモじゃない」平祐奈

取材・文 / 映画ナタリー編集部 撮影 / 佐藤類
スタイリング:川上舞乃 ヘアメイク:池上豪(NICOLASHKA)

中島健人(Sexy Zone)と平祐奈、知念侑李(Hey! Say! JUMP)の共演作「未成年だけどコドモじゃない」が、12月23日に公開される。

水波風南による同名マンガを「ヒロイン失格」の英勉が実写映画化した本作は、16歳の誕生日に両親から“結婚”をプレゼントされた少女・折山香琳と、折山家の経済力を目的に香琳と結ばれた鶴木尚の姿を描くラブストーリー。尚を中島、香琳を平、そして香琳の幼なじみで、思いを寄せる彼女に尚との離婚を迫る海老名五十鈴を知念が演じた。

ビデオパスでは、平にインタビューを実施。中島や知念との撮影エピソードや、女優としての今後について語ってもらった。

平祐奈(タイラユウナ)
1998年11月12日生まれ、兵庫県神戸市出身。2011年に是枝裕和監督作「奇跡」で女優デビュー。2012年から2013年にかけてはおはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!としても活動した。主な映画出演作に「青空エール」「サクラダリセット」2部作、「ReLIFE リライフ」があり、2018年3月31日には、ヒロインを演じた「honey」が公開される。
 

──折山香琳というキャラクターを演じてみていかがでした?

自由にやらせていただけたので、とにかく楽しかったです! 香琳と普段の私はけっこうテンションが似ているのですが、役としてここまで元気な子を演じたことはなかったんです。マンガ原作の作品なので、その明るさをどこまで見せたらいいのかという迷いはありましたが、のびのびと演じていましたね。

──本編を拝見して、香琳のひたむきでまっすぐなところが魅力的だなと思いました。演じるにあたって、彼女のこんな部分を大事にしたいと感じた点は?

何事にも一生懸命でポジティブな、みんなの正義の味方でいられたらと思いました。あと、香琳は誰かと会話をしているときにぶっ飛んだ受け答えをすることが多い子なので、セリフではなくアドリブで話すことも多かったですね。

平祐奈

平祐奈

──どんなシーンでアドリブを入れたんでしょうか。

お家で尚先輩と過ごしているシーンはほとんどそうです! 勉強している場面や、カップラーメンができあがるのを待っているところ、それからポップコーンが弾けるシーンも。2人で勉強をしているときに、尚先輩の顔に蚊が止まってしまう場面も、実は偶然だったんです(笑)。カメラが回っていたので、私が「蚊がいるよー」と言いながら手で払って。現場にいた人たちはもう一度撮り直すだろうなと感じていたはずなんですけど、英監督からOKが出たから、「え!? このくだりをどうやって使うの? 編集で蚊を消すとか……?」と思いました。完成した作品を観たらそのまま使われていたので、びっくりしました!

──そうなんですね。お二人のやりとりがすごく自然だなと感じていたのですが、そんな裏話があったとは(笑)。

ほかにも、新居に到着したときに大家さんの姿を見て「キャーッ!」と叫ぶ場面もアドリブでしたし、香琳が呟くところも私の思い付きでしゃべっていました(笑)。

──夫となる尚役の、中島健人さんとの共演はいかがでした? 尚は最初はかなりドSなキャラクターでしたが……。

中島さんとは、カメラが回っていないところでも尚先輩と香琳みたいな関係性でした。

──例えば?

私が何を聞いてもまともな答えを返してくれないんです(笑)。ツッコミも鋭かったし、生まれ持った性質がちょっとドSっぽいなと思いました。それと王子様みたいな面もありましたね。

平祐奈

「未成年だけどコドモじゃない」より平祐奈。©2017 「みせコド」製作委員会 ©2012 水波風南/小学館

──知念さんとの共演は「忍びの国」以来でしたよね。

知念さんはあったかくてお兄ちゃんみたいな人でしたし、トーク力がすごいんです! 1人でボケ役もツッコミ役もしながら話していたり。姉(平愛梨)も以前知念さんと共演していて、人見知りだと聞いていたので、こんなにもしゃべってくれる人なんだ!と驚きました。中島さんと知念さんは同い歳ですが、それぞれ違ったタイプの方なので、お二人のやりとりを見ているのも楽しかったです。

──本作のテーマの1つに三角関係がありますが、平さんだったら男性キャラクターの中から誰を選びますか? 尚と五十鈴だけじゃなく、執事の鏑木も含めるとすると……。

鏑木もいいですよね! お願いしたらなんでもすぐやってくれるし、声がとにかくよくて……!

平祐奈

平祐奈

──(笑)

鏑木役の村上新悟さんは、朝「おはようございます」と控室に入ってくる声からもう素敵なんです。女性スタッフはみんな癒されていたと思います。ちなみに監督は「経済的にもそのほかの面でも、結婚するなら絶対にリンリン(五十鈴)を選べば間違いないよ」とおっしゃっていました。でも私は、お金(が重要)ではないと思うんですよ。……尚先輩にします! 最初はツンツンしているけど、たまに見せてくれる笑顔がいい。香琳もそこにときめいてるのかなって思います。

──では最後に、平さんの今後についても聞かせてください。女優としてどう成長をしていきたいですか?

今のうちに制服を着る役をやったり、キラキラした映画にたくさん出演したいです。でもいつかはガラッとイメージの違う、悪いことをする役もやってみたいな。アクションにも挑戦して、お芝居の幅を広げていけたらと考えています!

「未成年だけどコドモじゃない」は2017年12月23日(土・祝)より全国ロードショー

「未成年だけどコドモじゃない」
©2017 「みせコド」製作委員会 ©2012 水波風南/小学館

監督:英勉
出演:中島健人(Sexy Zone) 平祐奈 知念侑李(Hey! Say! JUMP) 山本舞香 村上新悟 生田智子 シルビア・グラブ 高嶋政宏
※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記