夢は諦めなければ叶う!℃-uteが「ズートピア」に共感


ズートピア特集

取材・文/ビデオパスnavi編集部写真/佐藤友昭

ディズニー・アニメーション「ズートピア」の配信がビデオパスでスタートした。この「ズートピア」を℃-uteのメンバーは5人全員、劇場公開中にプライベートで観ていたという。そこでこのたび℃-uteから矢島舞美、中島早貴、萩原舞の3人がビデオパスnaviに登場。「ズートピア」の魅力はもちろん、メンバーが好きな他の映画についても楽しく語ってもらった。

共感しやすくて映像もかわいくて最高!

──「ズートピア」は℃-uteの皆さん5人とも、劇場でご覧になったそうですね。

萩原 はい、観ましたー!

中島 映画が公開された当時に、最初(岡井)千聖と(萩原)舞ちゃんが観て
「すごく面白い!」っていうのを聞いて。その勢いに押されて観に行きました。

矢島 私もです。

──萩原さんは何がきっかけで観に行くことになったんですか?

萩原 私はもともとディズニーが好きで。千聖はアニメとかじゃなくて、“人間が出てくる映画”が好きなんですけど。

矢島 実写ですね(笑)。

矢島舞美

矢島舞美

萩原 「絶対楽しいよ!」って私が言って観に行ったら本当に楽しくて。しかも内容が深いんですよ。

──どのあたりが具体的によかったでしょうか?

萩原 もう最初からよかったよね。ジュディが劇でライオンに襲われて「ウッ!」って演技するところから。

中島 キャラクターはすごくかわいらしいけど、人間世界とも共通していることがたくさんあって、「ジュディの気持ち、超わかる!」って思いました。共感しやすくて映像もかわいくて最高!

矢島 動物の仕草がいろいろ特徴を捉えていて細かいよね。ニックもすごくいいやつでした。

萩原 すごい好きって思った。私、最初「絶対こいつ裏切る! ジュディ、あんまり近くに寄らないで!」って思ったんですよ。でも見た目で判断しちゃいけない。

中島 ニックは一生懸命なジュディに出会って心が動かされたから、そういうパワーって大事なんだなって思いました。

── ニックは特に女性人気が高いという評判を聞きました。

萩原 ネイルをやってもらうときに、ネイルさんがすごく好きで「ニックがめっちゃカッコいい」ってずっとしゃべってました。男らしくて、こんな男性がいたら素敵だよね。

中島 優しいよね。

あきらめない力は大切!

──中島さんは先ほど「ジュディの気持ち、超わかる!」とおっしゃっていましたが、どのあたりに共感しましたか?

中島 ウサギとして生まれて、いじめにあったりとか、「ウサギは警察官になれない」とか言われてたりして。そういうふうに見た目で判断されることって、私たちも観られる立場だから、すごく多いんです。それでもあきらめないでがんばって続けたら認めてもらえる。私たちも来年(2017年)6月に念願だったさいたまスーパーアリーナ公演を控えていて、あきらめない力って大切なんだな、というところがリンクするなと。あと仲間を大切にしたり、人に優しくしたりすると、そのぶん返ってくるんだなって思います。

中島早貴

中島早貴

── 自分の立場に置き換えて考えられるんですね。

中島 けっこう入り込んじゃうタイプです(笑)。

萩原 ディズニーって基本入り込みやすいし、大人だけじゃなく子供にも伝わるところがすごいよね。私、小さい頃ずっとディズニーを観て生きてきて、「ウソをついちゃいけない」とか「夢はあきらめない」とかディズニーに教わった部分がたくさんあります。あと「ズートピア」で流れてる「あきらめないでいこう」っていう歌(「トライ・エヴリシング」)も「いい歌詞!」って思って、これを観てからずっと聴いてます。ディズニーっていい歌多くない?

中島 多いですね。さすがディズニーですね。

── ちなみにディズニーに関連すると、萩原さんは以前岡井さんと「チップとデール」を名乗ってタッグを組んでいたと聞きました。その設定はまだ生きていますか?

萩原 その設定、生きてないんですよ(笑)。そんなこともあったな、みたいな感じ。でもいまだに「チップとデールっぽいな」とは思います。

中島 ディズニー全体で2人を当てはめるとしたら完全にチップとデールです。

矢島 髪色とか合わせてたよね(笑)。

「ズートピア」のキャラクターを℃-uteに当てはめると?

──「もしも「ズートピア」のキャラクターに℃-uteメンバーを当てはめるとしたら、誰が誰になりますか?

萩原 もう決まってるんですよ。ナマケモノのフラッシュが(鈴木)愛理です。

矢島 動きを観た瞬間に「愛理だ!」って(笑)。愛理がナマケモノだというわけではないんですけど。

中島 指の動かし方が、ふざけたときの愛理っぽい。いいキャラだよね。

萩原 ヒツジのベルウェザーが、ちょっとなっきぃっぽいと思ったの。

中島 あたふたしてる感じ?

矢島 チャキチャキ動くしね。

萩原 スイギュウのボゴが舞美ちゃんかなあ。

矢島 なんでー?

萩原 やっぱりボゴは署長で、舞美ちゃんはリーダーだしさ。あとチーターのクロウハウザーはテンションが千聖っぽい。

萩原舞

萩原舞

中島 クロウハウザーは舞ちゃんっぽい気もするんだけど。狙ってないのに面白い、みたいなところとか、「しょぼーん」みたいな表情とか。

矢島 ジュディは誰だろう? 身体が小さいぶん、頭を使って大きいやつを倒したりするのもすごいし、頭脳派で自分にないものをどうやって補うか、みたいなことを考えるのもカッコいいなと。あきらめない感じね。

中島 リーダー(=矢島)こそ、ジュディっぽいよね。

萩原 自分があって思ったことを貫くってところも。

矢島 あんまり頭脳は使えないけどね(笑)。

中島 キャラクターがハッキリしているのもディズニーのいいところですよね。ストーリーがちゃんとしているうえに、キャラクターが面白いから笑いのポイントもコロコロ転がってるんだなと。

夢はあきらめなければかなう

──ジュディが両親から警察官になるのを反対されたり、ボゴからも最初は認めてもらえなかったりします。こんなふうに「大人はわかってくれない!」みたいな瞬間って皆さんにはありましたか?

萩原 反抗期のときは「舞の思ってること絶対わかってない!」と思ってました。でもジュディの場合は、「わかってくれないけど、でもがんばる」って気持ちがあるからすごいなと思って。

左から中島早貴、矢島舞美、萩原舞

左から中島早貴、矢島舞美、萩原舞

──中島さんは9月5日の日本武道館公演で「ふてくされていた時期もあった」とおっしゃっていましたね。

中島 “ザ・反抗期”のときですね。℃-uteに入ったのが反抗期が始まる前の小学6年生のときで、反抗期が終わるまで全部℃-uteで過ごしました。自分の感情の変化がすごく激しかったんです。ふてくされていた時期にスタッフさんはよく辞めさせなかったなと思うし、両親もよく叱って正しい道に行かせてくれたな、と感謝しています。

──矢島さんはあんまりそういうことはなかったんでしょうか?

矢島 昔は怒られることのほうが多かったし、そうなると自分はジュディみたいなプラス思考というよりは「ハー、もう私はダメなんだ。なんでできないんだろう?」みたいな悔しい感じになっていました。どちらかといえば「悔しいからやるしかない」みたいな感じでした。

──「ズートピア」の中では「夢はかなう」というメッセージと「夢はかなわない」というメッセージが共存しているように思います。℃-uteの皆さんにとって、現時点で夢はどのくらい かなったと言えるでしょうか?

         

萩原 想像している以上にかなってます。こういう人生だとは思わなかったです。℃-uteとして活動して、日本武道館だったり、横浜アリーナだったり、来年のさいたまスーパーアリーナだったり、こんな大きいステージに立てるなんて。すごい宝物だよね。

         

矢島 私たちは夢がかなうのに長い時間がかかったんですけど、あきらめないで続けてきたからこそ、その夢がかなったときの喜びも大きいんだなとすごく思います。

         

中島 かなえたいなとは思ってたけど、こんなに次々と大きなステージを用意してもらえるとは思わなかったのでビックリしました。℃-uteは芸能活動を14年やらせてもらってますけど、まだ私22歳なんですよ。この年齢で「夢って追い続けるとかなうんだよ」と知れたのが、私にとっても人生の宝物です。

──「℃-uteの皆さんがディズニー映画からいろんなことを学んできたように、皆さんも全国の人たちに「夢ってかなうんだな」って希望を与えているのかもしれないですね。

         

中島 ハロー!プロジェクトの後輩たちも、「℃-uteみたいにあきらめないでがんばって、このステージに立ちたい!」って思ってくれたらうれしいです。

℃-uteが好きな映画は?

──℃-uteのメンバーの中では誰が一番映画が好きなんでしょうか?

中島 リーダーだと思います。めっちゃ観に行ってるイメージがあります。

矢島 映画館に行くのが大好きで、日中に時間が3時間以上空いたら、とりあえず行けるところがないか探して、あんまり知らない映画でもその時間に合えば観ます。観たら意外と面白かった、みたいなことがけっこうありますね。

──先ほど萩原さんはディズニーが好きだとおっしゃってましたが、皆さんが好きな映画を教えていただけますか?

中島 私が好きな映画に共通するのは、全部、一番大切な人を大切にするようなコンセプトの映画。仲間が描かれていたり、絆がある感じが好きです。「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」が自分にヒットしました。人生で悩んだり焦ったりすることもあるけど、心に余裕を持って過ごすのって大切なんだな、って教えてくれました。

──映画に学ぶことは多いんですね?

中島 多いです。友達と映画を観に行ったあとは「その考えもあるんだ」とか、絶対に語りたいタイプです。

──萩原さんの好きな映画は?

萩原 ディズニーのほかにも洋画が好きです。実写版の「シンデレラ」を観たときに、1つひとつの言葉が全部ポエムみたいになっていて「わかる!」って思いました。落ち込んだときにもよく観るんですよ。「優しい心を持っていたら幸せは来るよ」っていう言葉があったので、たまに観てがんばろうって思っています。あとは「ワン・デイ 23年のラブストーリー」。みんなを大切にしなきゃ、悔いのない人生を送ろう、ってすごく学びました。

矢島 私は家族愛系の映画がけっこう泣いちゃいます。「映画 「ビリギャル」」とか「シンデレラ・マン」とか。最近だと「ちはやふる」の仲間やチームワークに感動しました。あと℃-uteの中では「ペット」っていう映画を5人で観ようって言ってるんですけど……。

         

中島 なかなかスケジュール合わなくてね。

         

萩原 最近℃-uteで映画が流行ってて、「ファインディング・ドリー」もそれぞれ観て、みんなでしゃべりました。でも、みんなで映画館に行くのって日程を合わせるのが難しいですし、「そもそも5人の席ってあるの?」って思いますし(笑)。

──5人全員で行けば、きっといい思い出になるでしょうね。

──最後にビデオパスnavi読者の方、℃-uteファンの方々へメッセージをお願いします。

萩原 「ズートピア」を観て、夢に向かってがんばろうってすごく思えたし、前向きになれると思う。「夢はかなわないかな」ってあきらめかけてる方にも観てほしい。℃-uteもずっと願っていたさいたまスーパーアリーナまでたどり着けたので、夢に向かって私たちも最後まで突き進みたいなと思います。

矢島 ℃-uteメンバーみんな、「私たちがそんなことを口にしたら笑われちゃう」と思って、「いつかアリーナに立ちたい」っていう夢を小さい頃はあんまり口に出せなかったんですけど、信じていたらかなう日が来るんだということを知りました。「ズートピア」でジュディが「警察官になんかなれない」って周りから言われながらも自分の信じた道へ向かって一生懸命な姿が、℃-uteに重なる部分がすごくあって、そういう部分でも好きな映画です。自分のやりたいことを無理と言われても、信じていればきっとかなうという事を「ズートピア」で知ったので、それを強みにこの先もがんばっていきたいと思います。

中島 私は最初「ズートピア」を観たいと思って観たわけじゃなくて、千聖と舞が勧めてくれて、ノリで観に行ったんですよ。それなのに、これだけたくさん感じることがあった。普段アニメーションを観ない人でも、絶対自分に置き換えて考えられるので、何かを感じて私たちみたいに勇気づけられてほしいなって思います。私もいろんな人とこの映画についてもっと話したいです。まだメンバーとしか話してないから(笑)。

左から中島早貴、矢島舞美、萩原舞

左から中島早貴、矢島舞美、萩原舞

℃-ute(キュート)ハロー!プロジェクトキッズ出身の矢島舞美(やじままいみ)、中島早貴(なかじまさき)、鈴木愛理(すずきあいり)、岡井千聖(おかいちさと)、萩原舞(はぎわらまい)の5名からなるアイドルグループ。2005年6月結成。2006年5月にインディーズから「まっさらブルージーンズ」をリリースし、翌2007年2月に「桜チラリ」でメジャーデビュー。以後「Danceでバコーン!」「Kiss me 愛してる」といった楽曲を世に送り出す。2013年9月10日の「℃-uteの日」には念願の日本武道館単独ライブを行い、大成功を収めた。結成10周年の2015年6月には横浜アリーナでライブを実施。来年2017年6月に初のさいたまスーパーアリーナ単独公演に臨み、同公演をもって解散する。

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