「春待つ僕ら」杉野遥亮インタビュー


「春待つ僕ら」杉野遥亮インタビュー


「春待つ僕ら」杉野遥亮インタビュー

取材・文 / 映画ナタリー編集部
撮影 / 佐藤類

「春待つ僕ら」が12月14日より全国で公開される。本作は、土屋太鳳扮する“脱ぼっち”を目指す女子高生・春野美月と、個性豊かなバスケットボール部の男子たちを描く青春ストーリー。美月の高校で人気を集める清凌バスケ部4人を北村匠海(DISH//)、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友が演じ、美月の幼なじみである天才バスケ選手に小関裕太が扮する。

ビデオパスでは、お調子者だが一番の熱血漢でバスケ部のリーダー的存在である多田竜二を演じた杉野にインタビューを実施した。実際に学生時代はバスケ一筋だったという杉野。共演者たちとのチームプレイの裏側や、撮影中のエピソードについて聞いたほか、自身でも成長を感じたという今年を振り返ってもらった。

杉野遥亮
1995年9月18日生まれ、千葉県出身。FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得。出演映画には「兄に愛されすぎて困ってます」「覆面系ノイズ」「あのコの、トリコ。」「きらきら眼鏡」などがある。現在、ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」に出演中。2019年には映画「L♥DK ひとつ屋根の下、『スキ』がふたつ。」が公開される。

バスケの面では絶対負けたくない

──杉野さん演じる竜二は、人一倍熱いハートを持ったキャラクターでしたね。どのように役をつかんでいきましたか?

キャラクターの方向性は、自分が撮影に入る前に用意していたものと、(平川雄一朗)監督が考えているものに違いがあって、現場に入ってからガラッと変わりました。自分はあそこまで熱血漢ではなく愛嬌のある感じをイメージしていたんですが、竜二はバスケや青春ストーリーの部分を引っ張っていかなければならないキャラクターでした。でも、完成した作品を観て、そこがすごく画面に出ていてこっちが正解だなと思いました。監督には感謝しています。

──バスケシーンもすごい迫力でした。杉野さんはバスケ経験者だったそうですが、始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

小学校高学年のときに中学受験に挫折したことです(笑)。もともとは中学受験をしようとしていたんですが、周りの男子がみんなバスケ部に入っていて「みんな楽しそうにしてるのに、なんで俺だけこんなに勉強しなくちゃいけないんだ」ってなって。それで勉強をやめて、僕もバスケを始めました。

杉野遥亮

杉野遥亮

──その頃からバスケ一筋だったんですか?

そうですね。地元のクラブチームに所属したんですけど、そこからは楽しくて。レギュラーメンバーになりたいっていう気持ちもありましたし、ほかにしたいことが見つからなかったので中学も高校もバスケ一筋でした。

──では、ご自身にぴったりの役柄だったんですね。

はい! こういう形で自分がやってきたものを生かせることが、うれしかったです。

──北村匠海さん、磯村勇斗さん、稲葉友さんとのチームワークも見事でした。

今年の1月から練習が始まって、どんどんチームワークがよくなって精度が上がっていきました。その過程が画面にもプレイにも表れていたので、楽しかったです。カットがかからないと、バスケでアドリブをするんです。そこでも「おおー!」って思うような息の合ったプレイが生まれたりして。

──すごいですね。ちなみに、キャストの中でバスケが一番うまいと思うのはどなたですか?

(即答で)僕! 一番経験があると思うので自信を持ちたいです。バスケの面では絶対負けたくないなって思っていました。

匠海は僕以上に寂しがり屋(笑)

──バスケシーン以外でも、皆さんの仲の良さが印象的でした。共演者の方々とは実際にすぐに打ち解けたのでしょうか。

太鳳ちゃん、小関くん、磯村くんは共演したことがあったんですが、(北村)匠海と(稲葉)友くんはどんな人なんだろうって思って敬語から入りました(笑)。でも、気が付いたら男子メンバーで温泉に行ったりするくらいまで仲良くなりましたね。それはやっぱり、一緒にバスケの練習をした過程が大事だったんだと思います。本当に部活みたいな感じでした。「何時から体育館で練習です」って言われて、「うわー練習かー!」みたいな(笑)。

──劇中では竜二がリーダー役でしたが、実際に清凌バスケ部を演じられた4人の中でリーダー的な方はいらっしゃったんでしょうか。

リーダーとは違うんですけど、関係性を作ってくれたキーマンだったのは、稲葉くんと磯村くんの歳上2人かな。すごく周りが見えていて、最初に打ち解けてくれました。

──北村さんはどんな印象でしたか?

かわいいなって(笑)。もちろん仕事への姿勢とか尊敬できるところはたくさんあるんですけど、僕以上に寂しがり屋な人がいるんだって思ったのが匠海だったんです。自分もけっこう寂しがり屋だと思ってたんですけど、「俺ちょっとお兄さんにならなきゃ」って気持ちになるくらい。

杉野遥亮

杉野遥亮

──そうなんですね。撮影中にかわいいなと思った出来事があれば伺いたいです。

撮影の合間に僕と磯村くんと稲葉くんの3人で話していたら、遠くから「えっ泣くの?」みたいなうらやましそうな顔で見てきて。ずっとこんな顔で(北村のうらやましそうな顔をまねながら)僕らのほうを見てるんです。

──そんなことが(笑)。本作には、竜二以外では無口でちょっと天然な永久、皆を見守るクールな恭介、明るいムードメーカーの瑠衣、王子様のように美月にアタックする亜哉のように個性豊かなバスケ男子が出てきますが、杉野さんご自身は誰に近いと思いますか?

絶対みんなに否定されそうだけど、自分では恭介だと思う! 自分が周りのためにどう振る舞うか、一歩引いたところから見ることはできるんじゃないかと思います。

杉野遥亮

杉野遥亮

──それでは、竜二以外で演じてみたい登場人物はいらっしゃいますか?

亜哉ちゃん! アメリカ仕込みのレディファーストな部分が魅力だし、バスケで天才って言われる気持ちを味わいたい(笑)。あ、あと長髪もやってみたいです。自分だったらどう見えるかなって一番考えたのは亜哉ちゃんですね。

来年はストイックになることを楽しめたら

──もし高校生に戻れるとしたら、杉野さんは何をしたいですか?

唯一人生で後悔しているのが、高校1年生のときの文理選択なんです。文系はとても得意だったんですけど、友達がみんな理系だったので、自分も高校生活をエンジョイするために理系に進んで。そしたらまったく理系科目ができなかったです(笑)。そこで文系に進んでいたらどうなってたんだろうって、よく想像しちゃいますね。

──文理選択、大事ですね(笑)。では、これから高校に入学する方を含め、本作を鑑賞する方にメッセージをお願いします。

これから高校に入学する方が観たら、高校生活が楽しみになるんじゃないかな。今、高校生という方も何かを見つけることができるかもしれないですし、高校を卒業している方もその頃を懐かしんで淡い気持ちになれると思います。

杉野遥亮

杉野遥亮

──本作では主人公・美月の成長が描かれていますが、最後に、杉野さんが今年「成長した」と感じたことがあれば教えてください。

今年は先輩方とお仕事をさせていただく機会が増えたんですが、そこから受ける刺激がすごく大きかったです。「成長した」と自分でも感じますし、仕事に対する考え方が変わりました。来年は、自分がもう一段階上がるために、ストイックになることを楽しめたらいいですね。

「春待つ僕ら」12月14日(金)全国ロードショー

「春待つ僕ら」

作品情報
監督:平川雄一朗
出演:土屋太鳳 北村匠海 小関裕太 磯村勇斗 杉野遥亮 稲葉友 泉里香 佐生雪 緒川たまき

©あなしん/講談社 ©2018 映画「春待つ僕ら」製作委員会

映画をオトクに♪ビデオパス会員ならau以外のお客様も!

  • ▼auマンデイ
    毎週月曜日はTOHOシネマズの映画鑑賞料金がお得!

    auマンデイ

  • ▼auシネマ割
    ユナイテッド・シネマズのクーポンをご提示いただくと、土日祝日も毎日お得!!

    au映画割

見放題プランに加入する 月額562円(税抜)
アプリをダウンロード(無料)

icon_specialレンタルで楽しめる話題の新作