「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」須賀貴匡×松田悟志×萩野崇×弓削智久×高野八誠×一條俊インタビュー


「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」須賀貴匡×松田悟志×萩野崇×弓削智久×高野八誠×一條俊

取材・文 / 浅見みなほ
撮影 / 佐藤類

2002年から2003年に平成仮面ライダー第3作として放送され、“13人のライダーによるバトルロワイアル”という斬新な内容が注目を集めた「仮面ライダー龍騎」。主演の須賀貴匡をはじめ、そのオリジナルキャストが集結した「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」が、3月31日よりビデオパスで配信される。テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダージオウ」のスピンオフとして製作された本作では、新たな“バトルロワイアル”が映し出される。

ビデオパスではメインキャスト6名の座談会をセッティング。正義感の強い主人公・城戸真司 / 仮面ライダー龍騎役の須賀、恋人を救うため戦う秋山蓮 / 仮面ライダーナイト役の松田悟志、凶悪殺人犯・浅倉威 / 仮面ライダー王蛇役の萩野崇、献身的な弁護士秘書・由良吾郎役の弓削智久、百発百中の腕を持つ占い師・手塚海之 / 仮面ライダーライア役の高野八誠、ゲーム好きな道楽息子・芝浦淳 / 仮面ライダーガイ役の一條俊に、16年ぶりの「龍騎」新作に懸ける思いを語ってもらった。

須賀貴匡(スガタカマサ)
1977年10月19日生まれ、東京都出身。2002年、特撮ドラマ「仮面ライダー龍騎」の城戸真司役で初主演を務める。その後「天国からのラブレター」やNHK連続テレビ小説「カーネーション」などで活躍。2019年には「仮面ライダージオウ」に城戸真司役でゲスト出演した。

松田悟志(マツダサトシ)
1978年12月16日生まれ、大阪府出身。三池崇史に声をかけられ俳優デビュー。2002年の「仮面ライダー龍騎」でブレイクして以降、「ヴァンパイアホスト ~夜型愛人専門店~」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」、NHK連続テレビ小説「てっぱん」などに出演した。

萩野崇(ハギノタカシ)
1973年5月27日生まれ、東京都出身。「超光戦士シャンゼリオン」の主人公・涼村暁役や「仮面ライダー龍騎」の浅倉威役で知られる。2017年、配信ドラマ「『仮面ライダーブレイブ』~Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド~」で再び浅倉威を演じた。

弓削智久(ユゲトモヒサ)
1980年5月25日生まれ、東京都出身。2002年に「仮面ライダー龍騎」出演で注目を集め、「仮面ライダーカブト」「仮面ライダー鎧武」にもレギュラー出演した。2007年に「サクゴエ」で脚本を手がけ、2009年のショートフィルム「FREE」では監督も務めている。ほかにもドラマ「ラブラブエイリアン」シリーズ、「トドメの接吻」にも出演した。

高野八誠(タカノハッセイ)
1978年1月9日生まれ、千葉県出身。1998年に「ウルトラマンガイア」、2002年に「仮面ライダー龍騎」にレギュラー出演したほか、2005年の「仮面ライダー THE FIRST」にも参加。現在、監督を務める中編特撮映画「HE-LOW THE SECOND」を制作中。

一條俊(イチジョウサトシ)
1979年5月8日生まれ、東京都出身。1998年にデビューし、2002年に「仮面ライダー龍騎」にレギュラー出演。ドラマ「おみやさん」シリーズに高岡俊介役でレギュラー出演し、「HIRAKATA」「OLDK オーエルディーケー」「凍牌」シリーズなどにも参加した。

みんなとお芝居できるのがすごく楽しみでした(高野)

──「仮面ライダー龍騎」テレビシリーズ放送終了から16年が経ちました。この「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」の出演オファーを受けた際の率直な感想を教えてください。

須賀貴匡  現行シリーズの「仮面ライダージオウ」にいろいろな歴代平成仮面ライダーが出ていることは知っていて、周りから「ジオウに出ないの?」とも言われていた中、このスピンオフが決まったんです。「龍騎」15周年の2017年に何人かと会って「また何かできたらいいよね」と話していたので、とてもいいタイミングでお話をいただけたなと。考える間もなく、「やらせてください」と答えましたね。

弓削智久  ……主演っぽいですね。

一同  (笑)

萩野崇  “ぽい”じゃなくて主演だから!

松田悟志  僕も、あまりにも多くの方から「ジオウに出てくれ」と言われるので、断っているわけじゃないのになと思っていて。あるときTwitterで「ジオウに出たいなあ」ってつぶやいたら、一晩で1万何千ものRT数になっていたんです(参照:https://twitter.com/matsuda_satoshi/status/1075043835930124295)。


皆さんそんなに出てほしいと思ってくださっているんだなと驚いていたら、翌日に事務所から電話があって「あなた、何か嗅ぎつけてるの? あなたが昨日ツイートしたとき、ちょうど東映の武部直美プロデューサーから電話があって、スピンオフのオファーをもらったの」と言われたんですよ。だから僕の中では、ファンの方たちの「もう一度あのキャラが観たい!」という気持ちが蓄積されて、コップから溢れ出た瞬間に決まったスピンオフという印象でしたね。

松田悟志、須賀貴匡

左から松田悟志、須賀貴匡。

一條俊  僕はもう単純に、正直うれしかったです。そこに尽きますね。「喜んで」と即答しました。

弓削  年齢設定とかはどうなるのかな?っていう心配はありましたけど、単純に楽しみでした。ありがとうございます、という感じで。

萩野  16年も経ってこうして素敵なお話がいただけるのは、それまでがんばってきたみんなへの“ご褒美”だなって思いました。

一條  シャバに出たご褒美?

萩野  それは浅倉(威)さん! 役の話であって、萩野くんは捕まったことないし!

一同  (笑)

高野八誠  今まで歴代平成仮面ライダーの勢ぞろいの映画などがあって、それこそハギさん(萩野)とか(小田井)涼平くんとかが出ていたのは知っていて(※2017年、萩野演じる浅倉は配信ドラマ「『仮面ライダーブレイブ』~Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド~」、小田井演じる北岡秀一は映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」で復活を果たした)。「龍騎」メイン作品のメンバーに入ることができて、みんなとお芝居できるのがすごく楽しみでした。

年甲斐もなくはしゃいじゃいました(須賀)

──すでに撮影が始まっているということですが、そもそもこの6名で集まるのはどれくらいぶりだったのでしょうか?

高野  個々で会うことはあったんですが、この6人は久しぶりですね。

松田  久しぶりどころか、撮影中もめったにこのメンバーでこうしてそろうことはなかったかな。

須賀  当時はなかったね。だからこの間、全員集合するシーンの現場で、本当に久しぶりに顔を合わせて……。うれしくて、年甲斐もなくはしゃいじゃいましたよ(笑)。

萩野  本番って言われてるのにゲラゲラ笑ってたね。

松田  それぞれすごく大事にしていた役なので、適当な気持ちでは入れないんですよ。みんな思いっきり準備して現場に入ったから、全員何も変わっていなくて余計おかしかったんですよね。

一條  俺はみんなと会えるのがうれしくて仕方なかったですね。俺にとって「龍騎」の現場って、部活の先輩たちと会う感覚に近いんです。

萩野  当時、大学生だったもんね。

一條  そうですね。大学4年生かな。

弓削  俺は大学2年生でした。留年はしましたけどね。

一同  (笑)

台本のページをめくる手が止まった(一條)

──「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」では、「龍騎」テレビシリーズも手がけた井上敏樹さんが脚本を担当されています。脚本を読んだときはどのような気持ちでしたか。

一條  まあ……(高野を見る)。俺と八誠くんは同じだと思いますけど、ある箇所でページをめくる手が止まりました(笑)。

高野  「“めくるめく世界”ってなんだろう……?」から始まって。

萩野  あそこで手が止まったのは、ここにいる6人全員同じですよ!

──一條さん演じる芝浦淳と高野さん演じる手塚海之は、衝撃的な絡みがあるんですよね。

須賀  まあテレビでは描けない描写があるってことだね。

一條  その撮影はすでに終わったんですが、まあよかったと思います。でも最後まで本気でやらせてくれとお願いしたのに……。

一條俊、高野八誠

左から一條俊、高野八誠。

高野  やるからには最後までいったほうが……と思ったけど。

一條  そんな中、須賀さんはずっとニヤニヤ写真を撮って喜んでました。

須賀  いやいや本当、勉強させてもらってました(笑)。

──どんな関係として描かれているかはお楽しみということで……。今回は全員記憶がない状態でミラーワールドに集められ、新たなライダーバトルが開幕するという展開でしたね。

松田  「龍騎」ってテレビシリーズ、劇場版、テレビスペシャルでそれぞれ違うエンディングがあるんです。今回は「あと残されているオチはこれしかない!」と思える結末だったので納得できましたし、そこに至るまでの物語がよく練られていた。井上さんはこの脚本を書くために「龍騎」テレビシリーズの全50話を見返したんですって。

須賀  現場で聞いてびっくりしたよね。監督の柴崎(貴行)さんも言ってたもん、「井上さんにしちゃ、真面目」って。

一同  (笑)

萩野  でも全部観るっていうのはすごい。普通のモチベーションじゃできないよね。俺も配信でパラパラっと見返したけど。

一條  俺も、一応1話から最終話まで観ましたよ。

須賀  僕は本編を見返してはいないですが、ネットを見てたら、ファンの方が作ったまとめ動画が流れてきたんです。“犬を怖がる城戸真司”みたいな映像だったんですけど、なんだこのシーンは? こんなの撮ったか?と、まったく記憶になくて。物語上も重要ではないシーンだったんですけど、当時のテンションみたいなものは思い出すことができました。

弓削  俺は、バラエティ番組に(純烈として)出ている涼平くんの姿を観るのが役作りでしたね。「涼平くんのあんな顔見たことない」って、嫉妬してダメージも喰らいましたけど。それくらい涼平くんのことを思わないといけない役なので、やっぱり一緒に出たかった気持ちはありますね。

インナーを着ることを覚えた(萩野)

──過去の映像を見返した方もいるということですが、キャラクターも年齢を重ねているので、テレビシリーズ当時のまま演じるわけにはいかなかったのでは?

松田  衣装合わせのとき、当時の蓮のロングコートを着たんですが、ただのコスプレになってしまったんです。それと同じことが演技でも起きて、やっぱり僕が当時の蓮のモノマネをするのでは駄目なんですよ。だから16年経った人間としての演技をするように心がけました。

一條  俺が演じる芝浦淳は、一番子供っぽくてゲームを楽しんでいる役だったので、16年経ってどう演じようか悩みましたね。今回、クランクインの日にいきなりラストシーンを撮ったんですが、監督と相談して、当時の芝浦淳を再現するよりは別人だと考えるようにしたかな。やっぱり16年経ったことを意識しないと、と初日に思いました。

弓削  由良吾郎はもともと無口な役。尊敬できる相手に仕えるという同じ気持ちでやれば、僕自身が歳を取っている分少しは成長したように見えるかなと思いました。記憶がない設定なんですが、吾郎が料理を出すシーンの小道具として、スタッフさんが餃子を用意してくれていて。

──テレビシリーズで、真司の作る餃子があまりにも美味しくて、吾郎が作り方を習うというくだりがありましたね。

弓削  そうなんですよ。だからもしかしたら、真司のレシピを覚えているのかな?って思えるようなところもありましたね。

萩野  浅倉は当時からずっと勝手にワーワー言っていたので、今回も基本的には変わらずワーワー言っています。変わった部分といえば、裸の上にヘビ革ジャケットを着るのではなくて、下にインナーを着ることを覚えた。それが、40代なりの落ち着きが表れた部分かな。

高野  浅えなあ(笑)。

一同  (笑)。

萩野  ちょっと、それが一番傷付くから!

高野  服を着てるか着てないかって、浅いでしょ(笑)。手塚は今回リセットされて、まったく違う人間として演じればよかったので、作業としては楽でしたね。それでも相変わらず、「俺の占いは当たる」とは言うんですが。ただ、記憶がない中で「戦いなさい」と言われて、彼はどう戦うのか。そもそもライダーに変身することは覚えているのか。そういう問題を1つずつ解決していくのは苦労しました。

萩野  深いな! これ、俺が言ったことにしてもらってもいい? これです、俺が言いたかったことは! いいこと言ってくれてありがとう!

一同  (笑)

須賀  萩野さんと一緒で、真司も基本的には言動があまり変わっていないですね。ファンの人たちが何を求めているのかも考えましたし、あえて少し変えたところもあります。当時のままだと言ってくれる人もいれば、ちょっと違くない?と言う人もいると思うんですが、役の幅が広がるのならいろんな側面があっていいかなと。

ボコボコにされながら「龍騎っぽい」と思った(弓削)

──今回の現場では、どんな瞬間に一番懐かしさを感じましたか?

須賀  ただみんなで集まって弁当を食べながらくだらない話をしているだけで、思い出すことが山ほどありましたね。でも僕はやっぱり、松田くんと2人で対峙したシーン。向かい合った瞬間に当時の感覚を思い出して、ちょっとむずがゆい感覚もありました。

松田  そのとき須賀っちは裏真司(リュウガ)を演じていたので、僕は全然違う感覚でしたけど。めちゃくちゃ怖い顔で見られてる……!みたいな(笑)。僕は、真司と蓮が劇中で初めてまともに話すシーンが印象的だったかな。当時の2人の絡みに限りなく近いんですけど、お互いを覚えていない。台本上では蓮が「確か城戸真司と言ったな」と言って、真司が「あんた、確か秋山蓮だったな」と返すはずだったんですけど、須賀っちは「秋山……ロン!」って言い出して。こっちも「蓮だ」って間違いを正すアドリブが自然と出てきました。

高野  それ、当時も言ってたセリフ?

須賀  そうそう。あえて入れてみようかなと思って。

松田  真司が「ローン!」って呼んで、蓮が「そんなマヌケな名前じゃない」と言うシーンがあったんだよ。現場でそれを聞いたときの柴崎さんのうれしそうな顔ったらなくて、「それで行こう!」って。でも“ロン”の回(第4話)は小林靖子さんの脚本だったから、今回井上さんの脚本に小林さんの要素が乗っかるっていうのがまた面白いよね。

高野  なるほどね。僕は「俺の占いは当たる」っておなじみのセリフを言えることで、戻ってきたんだなって実感しました。

一條  俺はこの間撮影した、淳が真司にビールをぶっかけられるシーンが印象的かな。そのときにすごく喜んでいる須賀さん……というか真司を見て、「ああ、変わってねえな」と思って。そこで淳が嫌味を言う段取りだったんだけど、そんな真司を見れたことがうれしくて、一瞬言いたくないなって思っちゃったんだよ。

弓削智久、萩野崇

左から弓削智久、萩野崇。

弓削  僕は、萩野さんの足にすがりついてボコボコにされているとき、「ああ、龍騎っぽい」って思った。

一同  (笑)

弓削  「来た、来た」みたいな気持ち。台本上はコメディっぽく見えるんだけど、やっぱり対峙するとそうはならないのが「龍騎」。

須賀  萩野さんは、「龍騎」のバイオレンス担当ですからね。

萩野  違う違う、僕はそもそも育ちがいいんですよ。だからどうしても今回、「もう少し荒っぽくやってください」とか「もう少しワイルドに食べてください」とか言われてしまって。やっぱり品のよさがにじみ出てしまっているんだなと思って。

一條  何言ってるんだろう……。

一同  (笑)

弓削  あとは昨日の現場で……吾郎が浅倉と蓮にお茶を出すシーンがあったんですが、ちょっと荒っぽく置きたいなと思ったら、本当にぶちまけてしまいまして。

松田  荒っぽいどころの騒ぎじゃない。テーブル中にこぼして、どうするのかなと思ったら「お茶ッス」とだけ言って去ろうとするから! 笑いを堪えるのが大変でしたよ。

萩野  あれ本番だから、カメラ回ってたはずだよ。メイキングとしてどこかで観れるようになると楽しいよね。

ついにゲイツと2ショット(松田)

──先日、須賀さんは城戸真司役で「仮面ライダージオウ」に出演されました。皆さん、現行作品の情報はどのくらい耳に入っていますか?

松田  僕は基本的に、「ジオウ」を毎週観ています。須賀っちが出ている回ももちろん観ました。

──ファンの中で、押田岳さん演じる明光院ゲイツが蓮に似ているということが共通認識のようになっています。SNSでも蓮の名前は毎週上がりますよね。

松田  そうなんですよ! 放送後「やっぱりここに秋山蓮感がありました!」って毎週確認してる人がいるんです(笑)。2人ともツンデレで、黒髪短髪、声がハスキーってくらいなんだけど。

須賀  声が似てるんだよね。

松田  (スマホの画像を見せながら)そうそう今回、ついに押田くんと2ショットを撮ったんですよ(※後日松田のTwitterに写真がアップされた。参照:https://twitter.com/Matsuda_satoshi/status/1107173596659515392)。

一同  おおー。

一條  本当だ、似てる。

須賀  これはもうバズるやつですよ。

萩野  でもそういう贅沢さってありますよね。今回、龍騎の隣で僕らが変身しているところもそうだし。柴崎さんをはじめ現場のスタッフさんも、観てくれる方のためにいろいろと楽しめるポイントを作っているというか。

松田  作り手が、ファン心理を確実につかんでいますよね。現場の人間が誰よりもファンだし。

須賀  それに16年前よりSNSも発展して、作る側と観る側の距離感も縮まっているよね。

同じ釜の飯を食った“戦友”(須賀)

──SNSといえば先日、松田さんがTwitterで「アフレコをした」と報告しただけで、蓮の復活だと思い込んだファンが盛り上がるという出来事もありました(参照:https://twitter.com/Matsuda_satoshi/status/1086274896555008001)。

松田  あれ、全然違う作品なんですけどね。「朝からアフレコでした」ってツイートしたらブワーっと拡散されて……ちゃうちゃう!って。

──SNSなどを通して「龍騎」の根強い人気や影響力を実感したことはありますか?

須賀  僕は「ジオウ」に出演させてもらうと発表になったとき、「城戸真司」がTwitterのトレンドになっていたと聞いて。役名がそんなにつぶやかれるなんて、すごいなと思いました。あとはSNSではないんですが、現場のスタッフさんに「小さい頃『龍騎』観てたんです!」って言ってもらうことが多くて、時が経ったことを実感しますね。

萩野  そういえば俺も、スタッフさんのご友人が結婚するらしくて「奥さんが王蛇の大ファンだからコメントをもらえないか」と依頼をもらって。サプライズで変身後の王蛇が来るらしいから、「声まで録音しましょうか? 変身したあとのセリフも入れときますね」と言って録音しましたよ。喜んでくれるといいですね。

一同  へえー!

──浅倉が、人の結婚を祝ってくれるんですか!?

一條  そうですよ、祝わないタイプの人間ですよね!

萩野  そこはちゃんとお名前のあとに「末永く幸せになったらいいじゃない」とか言って、変身ポーズをしましたよ(笑)。

須賀  それ、いいなあ!

松田  一番祝わなそうだから、スペシャル感が違う。

──ではそろそろ締めくくりとして、須賀さんにうかがいます。この6名の関係を表現するなら、どんな言葉がぴったりでしょうか?

須賀  難しいですね……。さっき同窓会みたいだという話をしていたんですが、それだけだととても薄っぺらく感じてしまうんですよ。ちょっと恥ずかしいんですけど……戦友に近い感じですかね。同じ釜の飯を食べた仲間でもありますし。あれから16年、僕らもまさかこのメンバーがそろってまた「仮面ライダー龍騎」を作り出せるとは思っていませんでした。当時から観てくれた方も、今回「ジオウ」をきっかけに僕らを知ってくれた方も、楽しんでいただければうれしいです。

左から一條俊、高野八誠、松田悟志、須賀貴匡、弓削智久、萩野崇

左から一條俊、高野八誠、松田悟志、須賀貴匡、弓削智久、萩野崇。

※柴崎貴行の崎は立つ崎が正式表記

「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」

「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」

ビデオパスで3月31日より配信

©2019「RIDER TIME龍騎」製作委員会
©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映